生理痛を和らげるストレッチ
ストレッチで生理痛の予防を 生理時に腰やお腹が痛くなる原因としては、骨盤の歪みにより子宮が正しい位置にない、子宮の収縮が強い、ストレスや血行不良などが考えられます。
ストレッチで子宮の周りの筋肉を鍛えたり、子宮の位置を矯正することを心がけましょう。
○ストレッチをする際のポイント
反動をつけず、ゆるやかに伸ばす
自然に、ゆっくりと身体を動かし、反動をつけたり急激に伸ばさない
痛みを感じない程度で行い、無理はしない
筋肉や腱にほど良い緊張を感じたところで止め、痛みを我慢するなどの無理をしない
自分のペースでリラックスして行う
呼吸を止めたりせずに、ごく普通に呼吸を整え息を吸い、吐きながら筋を伸ばす
ストレッチを習慣づけ、毎日行うことが大切
肩背部、腹部を意識する
床に仰向けになり、両手を上に、両足はつま先を揃えて下に伸ばしながら背伸びをします。
特に肩や背中、お腹に緊張感が出るように行いましょう。
大腿部内側(内転筋群)を伸ばす
身体から少し離れた横の位置に低い台あるいはイスを置き、まっすぐに正しい姿勢で立ちます。足を横の台に乗せるように開脚しましょう。反対側も同じように行ってください。
大腿部前面(大腿四頭筋)を伸ばす
まっすぐに正しい姿勢で立ちます。身体を安定させるため、片手で壁などにつかまってください。次に反対側の手で足首をつかみ、足首をお尻につけるように引き上げましょう。
大腿部前面(大腿四頭筋)と腰椎の前にある筋(腸腰筋)を伸ばす
身体から少し離れた後ろの位置に低い台あるいはイスを置き、まっすぐに正しい姿勢で立ちます。
後ろのイスなどの上に置くように、片足を上げます。
このとき、背すじを伸ばして腰を前に出すように意識して伸ばしましょう。
同じように反対側も行ってください。